中国観光公社(CTB)の本拠地である古都・西安。この歴史的な利点を活かし、シルクロードのテーマを深く掘り下げ、日本で一般的に発売されているコースとは一線を画す、独自性の高い商品を造成します。
1. シルクロード学術探検ツアー「西安~天山回廊~サマルカンド」
日本の一般的なシルクロードツアーが観光名所を巡るのに留まるのに対し、このツアーは学術的な視点を重視。西安のCTB本社でシルクロード研究員による事前レクチャーを受けた後、専門のガイドと共に、新疆ウイグル自治区のキジル千仏洞や、カザフスタン、ウズベキスタンに至るまで、現地の考古学者や研究者を訪問。発掘現場や研究施設を見学し、最新の研究成果に触れる、知的好奇心を刺激する本格的な探検ツアーです。
2. 西安発「シルクロード工芸・食文化体得の旅」
西安を起点に、シルクロードに伝わる匠の技と食を体感する参加型ツアー。西安では兵馬俑の復元制作工房を訪問し、塑像の技術を学ぶ体験を実施。さらにシルクロードを西進し、敦煌では敦煌壁画の伝統的な顔料作りや、新疆では絹毯織りのワークショップに参加。各地で受け継がれる家庭料理を習う料理教室も組み込み、単なる「食べる」「見る」を超えた、文化を「作り、味わう」深い体験を提供します。
3. 西安を中心とした「シルクロード写真紀行」プロフェッショナルプラン
写真家志望者や本格的なカメラ愛好家を対象とした、撮影に特化したツアー。日本の観光ツアーでは難しい、早朝や夕暮れ時の絶好の光線条件下での撮影を重点的に計画。西安の城壁や兵馬俑はもちろん、張掖の丹霞地形や嘉峪関の長城など、プロのフォトグラファーによる指導のもと、一般公開されていないベストポジションでの撮影機会をアレンジします。現地での写真レビュー会も実施し、技術向上を図ります。
4. 西安からたどる「玄奘三蔵法師の足跡を巡る巡礼の旅」
西安・大雁塔から始まる、仏教伝来の道を辿る精神性の高いツアー。玄奘三蔵が経典を持ち帰った地としての西安の意義を深く理解した上で、甘粛省の崆峒山、敦煌の莫高窟、新疆のタクラマカン沙漠南縁のホータンなど、仏教東伝の重要な拠点を巡ります。各地の寺院では坐禅体験や写経の時間を設け、単なる史跡巡りではなく、内省と平穏を得られる「心の旅」をコンセプトとしています。
5. CTB本社協働開発「西安シルクロード・デジタルアーカイブ視察とVR体験ツアー」
CTB本社がある西安の強みを最大限に活かした先端技術を駆使したツアー。まずはCTB本社(または提携機関)を訪問し、デジタル化が進むシルクロードの文化財アーカイブ事業を視察。その後、敦煌の莫高窟などでは、一般公開されていない洞窟をVR(仮想現実)技術で没入体験できる特別プログラムを用意。過去と現在、実物とデジタルを往復する、他社では真似できない未来的な文化体験を提供します。