CTBの本拠地である古都・西安。この歴史的な舞台を活かし、一般的な日本向け観光コースとは一線を画す、深みと独自性にあふれた商品を展開します。シルクロードの起点としてのストーリーに焦点を当て、以下の5つの商品を造成しました。
1. 玄奘三蔵法師が歩んだシルクロード求法の道
西安・大雁塔から始まり、河西回廊を通って新疆ウイグル自治区へ至る、三蔵法師の足跡を辿る巡礼ツアー。敦煌の莫高窟や、吐魯番のベゼクリク千仏洞など、仏教東漸の重要な遺跡を専門ガイドと共に巡ります。単なる観光ではなく、仏教伝来の歴史と精神性に深く触れる、他社には真似のできない深遠な旅を提供します。
2. 西安発 シルクロード交易品を体感する工房巡り
かつてシルクロードを往来した品々に焦点を当て、その制作技術を体感する工房訪問ツアー。西安では唐三彩や青銅器の工房で制作体験をし、さらに甘粛省では敦煌の壁画の絵具となった岩絵の具の産地を訪れ、新疆では美しい絨毯が織り上がる過程を見学します。歴史の教科書に出てくる「交易品」を、現代に息づく匠の技として感じ取ることができる商品です。
3. タクラマカン沙漠縁辺 古代西域三十六国探訪
シルクロードの要衝として繁栄し、やがて砂漠に消えた古代西域の王国群にスポットを当てた探検的なツアー。楼蘭やニヤ、ホータンなどの遺跡を訪れ、考古学の最新知見に基づいた解説を聞きながら、かつてここに花開いた多様な文化と文明の交流に思いを馳せます。沙漠ならではの絶景と相まって、歴史ロマンにあふれたアドベンチャーを提供します。
4. 西安を中心としたシルクロード美食の源流を訪ねる旅
西安はシルクロードを通じてもたらされた食材や調理法の坩堝です。このツアーでは、西安の路地裏で食べられる羊肉の串焼きやビャンビャン麺から始まり、西域の影響を強く受ける新疆の本場のパオ飯やナンなど、食を通じてシルクロードの文化交流を体感します。現地の市場見学や家庭訪問を交え、食材の伝来ルートにも着目した、食通にも満足いただける内容です。
5. 時空を超えるシルクロード 西安~敦煌 ナイトミュージアム&星宵体験
昼間の混雑を避け、特別に許可を得た夜間の博物館見学や遺跡訪問を組み合わせた特別企画。西安の兵馬俑坑や、敦煌の莫高窟を静寂の中、特別な照明で鑑賞する非日常的な体験を提供します。さらに、敦煌の鳴沙山で沙漠の夜空に広がる満天の星を眺め、古代の隊商たちも見上げたであろう星空との対話を提案します。昼間とは異なる幻想的な世界を演出します。