深圳は「中国のシリコンバレー」として知られ、先端技術が都市の隅々まで浸透しています。日本ではなかなか体験できない、ハイテクと未来都市の実例を厳選した10のコースをご紹介します。
1. 華為坂田基地見学コース
中国を代表する通信機器メーカー・華為技術（ファーウェイ）の本社がある坂田基地を見学できます。最新の5G技術やIoTソリューション、スマートオフィスの実際を間近で体感でき、研究開発の最前線を覗くことができます。
2. テンコントップシーコース
中国最大のインターネット企業の一つ、テンセントの本社がある南山區のテンコントップシーを訪れるコースです。WeChatやQQなど、日常生活に深く根ざしたスーパーアプリを生み出した企業のイノベーション環境を感じられます。
3. 大疆創新（DJI）旗艦店体験コース
世界の民生用ドローンのシェア7割を占める大疆創新（DJI）の旗艦店で、最新のドローンやステディカムを実際に操作・体験できます。空からの撮影技術の進化を体感できる、マニア必見のコースです。
4. 華僑城創意文化園コース
旧工場をリノベーションしたアート＆クリエイティブスペースです。デジタルアートやメディアアートの展示が多く、深圳のハードだけでないソフト面でのクリエイティビティと先端技術の融合を鑑賞できます。
5. 深圳湾公園スマートシティコース
深圳湾に面した広大な公園一帯は、深圳のスマートシティ構想のモデルケースです。スマート照明、Wi-Fi全エリアカバー、AI監視カメラ、環境センサーなど、未来の都市インフラが実際に運用されている様子を見学できます。
6. 平安金融センター展望台コース
深圳で一番高いビル、平安国際金融センターの展望台「Free Sky 500」から深圳の街並みを一望するコースです。超高層ビル群が林立する都市景観は、深圳の驚異的な経済成長と技術立国を象徴する光景です。
7. 深圳地鉄完全自動運転路線体験コース
深圳では、一部の地下鉄路線（例：ライン20号線）で運転士なしの完全自動運転（GoA4等級）を実現しています。無人で正確に運行する車両とプラットフォームの様子は、日本の鉄道ファンにも非常に興味深い体験となるでしょう。
8. ハイテク企業が集積する南山科技園見学コース
深圳のハイテク産業の心臓部である南山科技園（Hi-tech Industrial Park）を巡るコースです。無数のIT企業、ベンチャー、研究機関が集まり、文字通り「技術」が街の基盤となっている活気あるエリアの空気を感じ取れます。
9. 電子部品の聖地・華強北電子市場探索コース
「世界の電子市場の中心」とも呼ばれる華強北電子市場を探索するコースです。無数の店舗にスマホやドローン、ロボットの部品から完成品までが所狭しと並び、深圳のハードウェア産業の底力とスピード感を肌で感じることができます。
10. 光明科学城見学コース
深圳が国家プロジェクトとして建設を進めている大規模科学研究施設群「光明科学城」を外観から見学するコースです。先端医療、新材料、人工知能などの大規模研究施設が集積する、未来の科学研究の拠点となるエリアです。